TREATMENT親知らず抜歯

親知らずとは

親知らずは一般的に15歳ぐらいから生えてきますが、先天的に生えない人や傾斜しており途中までしか生えない人も多いです。
正常に生えれば問題ありませんが、う蝕(むし歯)や炎症などさまざまなトラブルが多いことで知られています。
また、一般的に、親知らずに何かしらのトラブルが起こると抜歯が第一選択になることが多いです。

親知らずを放置するとどうなるか

親知らずを放置するとどうなるか

親知らず周囲に症状がある場合には、必ず何かしらの原因があります。
症状があるのに、放置しておくと、腫れや痛みを繰り返し、とても大きな炎症になってしまったり、親知らずの隣の大切な永久歯が虫歯になってしまったりと、取り返しのつかないことが起こるリスクがあります。

もちろん、親知らずが存在していても、症状が何もなければ、抜かずに済むケースもあります。
ただし、今はトラブルになっていなくても、今後トラブルが起こる可能性が高いと判断できる場合や、親知らずが存在することにより、その他の治療に影響を及ぼす可能性がある場合は積極的に抜歯をおすすめすることもあります。

当院の治療方針

口腔外科としての対応

口腔外科としての対応

当院では、大学病院や総合病院の口腔外科で親知らず抜歯の難症例を多数経験している歯科医師が抜歯を行います。
レントゲンやCTを用いて、抜歯前の診査診断を実施し、適切なリスク管理の元、患者様に十分な説明を行います。
また、外科処置専用の手術室や、最新のCTも完備しており、安心して抜歯の相談を受けていただくことが可能です。
他院で、抜歯を断られた場合にも、ぜひご相談ください。

親知らず1本だけではなく、長期的な視点で「口腔全体」の健康を

親知らず1本だけではなく、長期的な視点で「口腔全体」の健康を

当院では、常に「一口腔単位」で口腔内を診査診断させていただくことを心がけております。
親知らずの痛みで来院された場合にも痛みが出た原因やきっかけをしっかりと把握し、根本的な対処を行い、他のトラブルにつながる可能性がある箇所も十分に説明させていただき、患者様とご相談し、治療にかかります。
今現在しか診ない治療ではなく、5年後10年後も快適に過ごしていただける治療を心がけております。

よくあるご質問

  • 親知らずを抜かないで治すことはできますか?
    何かしらの症状がある場合、抜歯が第一選択となるケースが多いですが、患者様の全身状態や基礎疾患をお持ちの場合など、どうしても抜歯が困難な場合もあります。そのような場合には、抜歯をせずに消炎処置や、う蝕処置などによりできる限り症状の緩和を試みます。
  • 親知らずを抜歯した後、腫れはどのくらい続きますか?
    抜歯後の痛みや腫れについては、抜歯する親知らずの生え方や、患者様の体質に大きく左右されることがあります。
    一般的には、抜歯後2,3日目をピークに、1週間程度腫れと痛みが伴います。
    当院では、抜歯前に患者様の全身状態をはじめ、スケジュール等にも十分配慮し抜歯の予定をご相談させていただいております。
    また、トリートメントコーディネーターが抜歯前の不安や質問にも丁寧にお答えできる環境を整えておりますので、お気軽にご相談ください。
  • どのくらいの通院期間が必要なのでしょうか?
    親知らずの痛みでご来院された場合、1日目にレントゲン等で状態の確認を行い、口腔内清楚や投薬などで症状の緩和を図ります。
    抜歯が必要な場合は、消炎の確認を行いつつ抜歯についての相談をさせていただき、患者様が抜歯を希望されてから、抜歯の日程を決定します。
    ただし、急性症状が無く、また抜歯にあたってのリスクが無いと判断できた場合、当日に抜歯を実施できることもありますので、お気軽にご希望をお聞かせください。